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2018年02月15日

駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-43 各階の床、コンクリートを流す準備

1階の床下となる部分。防湿シートを敷き詰めます。

これで地面からの湿気やシロアリをシャットアウト!

木造住宅の場合は基礎を作り始める最初の段階でシートを貼りますが、

鉄骨の場合はこの段階で敷き詰める・・・何故なのか?

この建物はべた基礎(建物の真下全面に基礎)ではないからです。

鉄骨の場合は柱の下だけに基礎を造る工法なので建物の内部(柱の内側)には荷重負担が無い!

なので構造が組み終わった段階で防湿シートをコンクリを流し込むのです。

 

 

2階のデッキプレート(床下地)に鉄筋を格子状に組みます。

これはコンクリートの中に芯を作る事で強度が増してひび割れを防ぎます。

 

 

今のうちに水道や排水の管を通す穴を空けておきます。

後からコンクリートに穴を空けるのは大変ですし、鉄筋を切断しなくて済みますから!

 

 

バルコニーに落ちる雨の排水口の金具と塩ビパイプも先行して準備完了♪ 蒔田

2018年02月15日

長泉町下土狩 M様邸 新築現場 ー10 ベタ基礎の鉄筋組み

基礎の鉄筋です。

出荷の段階でL型に曲げ加工されてくる部材、

これはベタ基礎から垂直に上に向かって立ち上がる基礎の補強に使います。

基礎の上に乗せる土台の布基礎は地面から40cm程立ち上げる構造になっています。

基礎の底面には防湿シートを覆っていますが、これは地面からの湿気や

シロアリなどの害虫をシャットアウトさせるため。

昔の家は床下は土がそのまま見えてる時代がありましたが、カビや湿気と害虫に悩まされていた頃です。

 

 

写真左下の木枠で段差を付けてある部分が玄関ポーチ部分。

ここも基礎と一緒にコンクリートを流し込んで高さを調整しておきます。蒔田

2018年02月13日

駿東郡清水町徳倉 Y様邸 新築現場-1 二世帯住宅を新築します

工事請負の御契約を結び、これから着工に向けて本設計に取り掛かります。

着工から完成までの現場日記も今日からスタート♪

 

 

建築場所は清水町徳倉で、現在お住まいの住宅を取り壊して建替えとなります。

土地の幅が9m。 車はゆったり3台並列で駐車可能。

1階はお母さんの主となる生活スペースで、2階がY様御夫婦。

キッチンや洗面、トイレも1,2階それぞれに完備しますから二世帯同居型ではありますが

食事に関しては気をつかわないでマイペースな暮らしになりますね。

道路から見て、奥側が南東で日当たり確保できますので広めのバルコニーを造る計画♪ 蒔田

2018年02月13日

静岡市清水区三保 H様邸新築現場-35

カーポート制作に取り掛かりました。

 

カーポートを設置するタイミングですが、

駐車場のコンクリート舗装をまだやってない段階と、 舗装は終わっているケース!

2種類があるのですが・・・

 

今回のように舗装する前であれば、下が土なので柱を埋め込んでコンクリートで固めるのがスムーズです。

もし、先に舗装をしてある場合は、直径20cm程コンクリに穴を空けて掘って差し込むので、少し手間がかかります。

水道やガスの配管を傷つける心配もあるので、舗装前に柱を建てるのがベストです。

駐車場のコンクリートは、所々に目地棒を入れて縁を切ります。

広い範囲を一気に打つよりも、小分けにした方が割れにくいのです。

 

インターホンはアルミ製ポールに設置したので、来客は玄関前まで来なくても道路から押せます。

 

 

もちろん配線は必要ですから、住宅から電気を地中を通して繋げます。

この蛇腹ホースの中に配線を入れておけば、万が一配線に不備が出たら入れ替えも可能です。

 

 

駐車場の土間コンクリート。

ヒビが入りにくくする為に鉄筋を敷き詰めます。

 

 

コンクリの厚みの真ん中に入るよう、架台に乗せて組みます。

このプラスチック製の課題は『スペーサー』と言います。

金ゴテで表面を均一にしながら、道路側に緩やかな傾斜を造ります。

最後はブラシで優しく履きます。

コテで仕上げるとツルツルになり過ぎて雨の日に滑って怪我するので

ブラシを引いて多少の摩擦を作っておくのです。

 

 

土間コンクリート舗装完成! 現在乾かし中です。蒔田

2018年02月10日

長泉町下土狩 N様邸 新築現場-1 いよいよ本設計&構造計算に取り掛かります

本日、N様邸御新築工事の請負契約を結ばせていただきました。

昨年(2017年)11月に完成したばかの出来立てホヤホヤ!沼津営業所での書類作成です♪

 

実はオープンしたばかりと言いましても、既に→ 東部地区実績24棟

今まで静岡市の社員が沼津、三島方面まで向かうのは大変だから「沼津にお店出せば!?」と

3~4年言われ続けておりましたが

私(蒔田)がビビリィ~なもんだから…… お金の心配、従業員の確保など

なんだーかんだー心配が多くて踏み出せなかったのですよ(><;)

でも、お客様からしてみたら近くに営業所があればお打合せも頻繁にでき、アフターメンテも迅速で

ご安心頂けるでしょうから出店して正解ですね♪

N様の計画地は、今現在古い建物が建っておりますが仲介の不動産屋さんの方で更地にして下さり購入となります。

新居は門型フレーム工法を用いてビルトインガレージを2台分確保します。

 

 

木造ですが、極太のフレームを組むことで2階の荷重をガッチリ受け止めます。

※この参考写真は昨年工事した門型フレームの現場。蒔田

2018年02月10日

駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-42 胴縁の鋼材の最終チェック

外壁を貼る為の胴縁の設置工事が進んできました。

声を大にして言いたい事があるのですが・・・

木造住宅の場合なら外壁とそれを貼る柱は、必ず基礎の上に乗せて重さを受け止めさせるのですが、

重量鉄骨ラーメン構造の場合、離すのです。 敢えて乗せない造りにします。

 

なんで?  乗せると弱くなるからです。

主要な柱と梁の枠組みだけで建物の構造を持たせるので

外壁や窓などは柱側に背負わせる造りになるのです。

 

とは言え、胴縁の鉄骨が重みで撓む(たわむ)と外壁が損傷するので

ピンポイントではありますが撓み防止用のボルトを取り付けておきます。

 

 

開口部。ここは玄関ドアを設置する部分。

鉄骨が傾いていないか? 下げ振りで確認中です。

吊元は鉄骨から5cm離れて紐が張ってありますから、一番下も5cmじゃないと不合格です。

 

 

イタリアの世界遺産ピサの斜塔。 どのくらい傾いているか下げ振りで測ってみたい。

一時期傾斜が6度くらいまで増大して倒壊の危惧があって立ち入り禁止になったらしいですが、

改修工事で4度まで戻せたので、現在はとりあえず安全とされているそうです。

蒔田

2018年02月09日

長泉町下土狩 M様邸 新築現場 ー9 地盤の突き固め&型枠工事

基礎工事、本格的にスタートです。

今回はベタ基礎工法といって、建物下にべったりコンクリートを流し込んで造ります。

『べったり』だからベタ基礎と言うのだろうか? そんな気がする。

建物全体の荷重は相当なトン数になります。基礎と構造躯体や屋根外壁、設備機器まで含めると一般住宅で50~60トン。

これを小さな基礎で支えたら地盤に相当な集中荷重が掛かるのでベタ基礎にする事で地盤の負荷を均等にする工法。安定します。

地表面に砕石を敷き詰めてプレートコンパクターという機械で突き固める作業。
基礎の底面をしっかり転圧して耐震強度を高めます。

 

型枠をセットします。

予め転圧した部分をコンクリートで平らにした事で、枠が設計図通り正確に組めるのです。

 

 

枠が傾かないよう、木杭と鉄パイプを噛ませてボルトで締め込んで固定。

これでコンクリートの圧力がかかっても歪みません。

 

 

外枠がセット完了♪

 

 

明日からは鉄筋を組み始めます。 蒔田

2018年02月09日

長泉町下土狩 M様邸 新築現場 ー8 境界の石垣の補強をしましょう!

先日、石垣の上のブロック数段を撤去した場所。

このまま新築の基礎工事を行ったら、振動で石垣が崩れてしまいそうで心配なので

この部分を完璧に補強しておきましょう♪

 

 

内側に型枠を組んで、コンクリートを流し込みます。

奥の奥まで行き渡り、石の隙間にも密着するように念入りに作業。

何やら棒で突いてますが これは、そんじょそこらの鉄の棒ではないです。

建築にはとても大事なバイブレーターです。コンクリが固まる前に

この工具で微振動を加えながら掻き回すことで隅々まで流れ込むので空洞ができません。

そんな事より『そんじょそこら』、生まれて初めて使いました。

【そんじょ】は、古語「其(そ)の定(ぢゃう)」が 変化し「そんぢゃう」→「そんじょ」と音変化したもので、 「どこそこの、しかじかの」を意味。らしいです。

『そこら』はその辺、近辺なので今でもよく使ってる。

 

 

コテで鳴らして表面を均一、平行に仕上げました。

 

 

進入禁止の時に使うバーを置きました。

固まる前にネコが歩いたり、無いとは思いますが人が腰かけないように!蒔田

2018年02月08日

駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-41 屋根、外壁部分の鋼材取付け作業

建物北側からのアングル!

道路が一段下がっていますから、ここから見上げると凄く背が高い建物に感じます。

工場? マンション? って思う人もいるかもしれませんねー。

今日は外部(外壁材・屋根材)を取り付ける為の下地の鋼材を設置。

 

これだけの量を人力で一本一本持ち上げたら、それだけで労力を費やし

取付に時間がかかりすぎるので、クレーン車をチャーター。

各階や屋根にまとめて吊り上げると時短。タイムイズマネーです。

今日組んでいる鋼材は10cm×10cmの角型の鉄骨と

5cm×10cmのC形鋼を仕様。

地震の揺れだけでなく、台風の風圧にも影響しない様細かく組んで強化しています。

所々四角く繰り抜いてあるカ所は窓が付きます。

 

 

屋根下地も100角とC型鋼の組み合わせで45cm間隔に設置

この季節は空気が澄んでいるので屋根の上から見渡すと気持ちがいいです。

だけど・・・足元が安定していないので真上は向けない(><;)

 

 

この写真は屋根下地を組む前の写真。

アングルピースという金具が溶接されています。

アングルにボルトを差し込んで固定。

胴縁が組まれたところで、外部足場にネットを掛けます。

2018年02月06日

静岡市清水区三保 H様邸新築現場-35 キッチンの組み立てスタート

キッチンの部品が届きました。

システムキッチンは工場で完成させてしまったら、建物の中に運び込めなくなるので4~5のBOXパーツで別れて到着。

これを並べて、最後に天板カウンター(ステンレスまたは人工大理石)を乗せる! そんなイメージです。

でも、その前にガスコンロの横にキッチンパネルを取り付けます。

これは油汚れが跳ねてもお掃除が楽になるツルツルの化粧パネル。

火にも強い防火仕様の材料です。

 

 

次に換気扇。

 

 

最初にダクトよりも随分下で本体を固定します。

壁にガッチリ取り付けます。

最後にダクトを隠すためのカバーを上に繋いで完成です。

ステンレスカバー、一枚に見えるかもしれませんが分解できます。修理やダクト交換する時に便利です。

いよいよキッチン組み立て始まります。

BLOGのタイトル【いよいよキッチン組み立てスタート】とは書きましたが

私は次があるので現場から離れますm(_ _;)m