🏠静岡市葵区登呂 H様邸 新築現場-12 内壁工事
断熱工事をしています。
突然ですが、家を建てるときになぜ断熱工事を行う必要があると思いますか?
建物の断熱とは室内外の熱移動を遮断して外気温が室内に伝わりにくくすることです。
熱伝導率の低い断熱素材を隙間なく施工することによって気密性を保ち、「夏涼しく、冬暖かい」 住宅を実現します。
また、建物内外の温度差から生じる 結露 の発生も防止します。
建物の寿命と住人の健康、光熱費の削減などに効果を発揮する大切な工事なんです。
断熱材にはさまざまな種類があります。
グラスウール、ロックウール、ボード状で断熱性能の高いポリスチレンフォーム、
ポリエチレンフォーム、フェノールフォームなどがあります。
そのほか天然素材の断熱材としてウールやセルロースファイバーもあります。
この現場では壁の内側に高性能グラスウールを充填しています。
断熱材の幅と柱、間仕切りの幅と全く同じ。
ドンピシャハマるように計画されています。
壁と天井に使用した断熱材 アクリア395
高性能グラスウールです。
ちなみに以前ご紹介した床の断熱材はポリスチレンフォームです。
場所によって適切な材料を選んでいます。
続いて、各部屋 断熱材を充填して、プラスターボードを貼る工事へ。
プラスターボード(PB)とは石膏でできた板に黄色がかった紙が貼られた材料。
軽くて防火性能が高く、有害物質も出ない。それでいて防音効果もあって
しかも切断加工がしやすい材料です。
外側に紙が巻いてあるので、仕上げのクロス貼りや塗り壁仕上げも容易。
欠点があるとしたら・・・1つ。
住み始めてから 家具を固定したり、時計を掛ける時に ビスが効かない。
石膏ですから長いビスをどれだけ捩じっても 白い粉がポロポロ出てくるだけ。
家具の固定や TVを壁掛けにすると分かっている場所は PBではなく、
合板べニアに変更しておいた方が無難です。
うちの職人さんの凄い所は、一人で材料を天井に押し付けながら
パンパン、ビスを打ち込んでいます。
ボード1枚頭の上に持ち上げるだけでも重労働なのに
いとも簡単に押さえつける。しかも不安定なキャタツの上なんです@o@;/
↓等間隔にきれいに仕上がっています。さすが職人。
加賀
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